文学のまち金沢 鏡花文学賞

泉鏡花記念金沢市民文学賞

泉鏡花記念金沢市民文学賞

鏡花文学賞とは

「泉鏡花文学賞」と「泉鏡花記念金沢市民文学賞」の2つの賞からなります。

鏡花文学賞条例 第1条より

  • 幾多の文学者を輩出した本市の文化的伝統の継承発展を図り、市民の文化水準の向上に資するため、すぐれた文芸作品に対し、鏡花文学賞を贈与するを目的とする。

泉鏡花記念金沢市民文学賞とは

市民の文芸活動の一層の充実を図り、文芸を通じた豊かな市民文化の形成を期待して、泉鏡花文学賞と併せ設けられました。

令和5年度 第51回泉鏡花記念金沢市民文学賞 授賞作品

小網 春美 『しずり雪』(能登印刷出版部)

中川 すなを 『鳳笙』(角川文化振興財団)

第51回鏡花文学賞授賞式の詳細はこちら

応募方法

令和5年度(第51回)の対象作品及び応募方法は以下のとおりです。
詳細は、「作品募集パンフレット」(PDF)をご参照ください。

※令和5年度の募集は終了しました。

作者の要件

  • 金沢市に現在居住している方
  • 金沢市に過去に居住していた方
  • 金沢市内に現在通勤・通学している方
  • 金沢市内に過去に通勤・通学していた方

いずれも証明するものを添付してください

作品の要件

作品のジャンル

日本語による文芸作品

作品例

  • 小説・戯曲・評論・随筆など散文型のもの
  • 詩・短歌・俳句・川柳など短詩型のもの

学術論文・研究論文は除きます

作品の形態
  • 原則、製本・出版されたもの(単行本や同人誌・雑誌等に掲載されたもの)
  • ワープロ原稿の場合は、原則未発表作品のもの。この場合、以下の形式で作成すること。また、受賞した際には製本したものを5部提出すること。
  • 電子書籍の場合は、ワープロ原稿の形式にして提出すること。
ワープロ原稿の書式

手書きは受け付けておりません。

散文型の作品

  • 原稿用紙は使わずに、横長A4サイズの用紙に縦書きで、
  • 1ページ40字×30行、文字サイズ10〜12ポイント程度で、
  • 10枚以上100枚以下を目安とします。

短詩型の作品

  • 詩は5編以上、短歌・俳句等は30首(句)以上を目安とします。
  • いずれの場合も、原稿を6部(他薦の場合は1部)提出してください。
  • 作品名及び作者名を記載した表紙(厚紙)を付け、紐綴じとし、本文の下部にページ番号を付けてください。
出版・制作日

令和4年8月1日から令和5年7月31日までに刊行または制作されたもの

その他
  • 雑誌等に連載中の作品は完結時に一編の作品として対象にします。
  • 故人の作品、既に授賞された方の作品、選考委員(委員の任期中)の作品は対象としません。
  • 他への二重投稿は不可とします。
  • 作者・作品の要件に対する虚偽の事実や、違反があった場合には、授賞を取消しする場合があります。

応募方法

  • 自薦、他薦は問いません。
  • 応募作品用紙に必要事項を記入の上、作品とともに以下の応募先に送付してください。
  • 応募作品を6部(他薦の場合は1部)提出するとともに、上記の作者要件を証するものを添付してください。
  • 応募作品は原則返却いたしませんが、返却を希望する場合は、応募作品用紙に明記してください。
受付締め切り

令和5年7月31日(月)(郵送の場合、当日消印有効)

※令和5年度の募集は終了しました。

応募・問い合わせ先

〒920-8577 金沢市広坂1丁目1番1号
金沢市文化スポーツ局文化政策課「市民文学賞」係
TEL:076-220-2442(平日9:00~17:45)
FAX:076-220-2069
MAIL:bunshin@city.kanazawa.lg.jp

発表・表彰など

  • 授賞作品の発表については、令和5年10月に記者発表を行う予定です。
  • 受賞者には、正賞「八稜鏡」及び副賞(賞金30万円)を贈呈します。
  • 授賞式は、令和5年11月11日に泉鏡花文学賞の授賞式に併せて行います。

これまでの受賞作品

年度 作品名 作者名
1 昭和48 能登のお池づくり かつお きんや
加能女人系(下) 加能女人系取材班
2 昭和49 城下 ―安政飢民抄― 西 敏明
3 昭和50 奪われるもの 水芦 光子
4 昭和51 暗くて長い穴の中 荒川 義清
北陸の風土と文学
日本海のロマン
藤本 徳明
5 昭和52 派兵 第3部 雪と吹雪と
派兵 第4部 凍土の孤影
高橋 治
6 昭和53 長町ひるさがり 大戸 宏
冬の梢 岩田記未子歌集 岩田 記未子
7 昭和54 季節の詩 万足 卓
能登・人に知られぬ日本の辺境 宮崎 正明・訳
(パーシヴァル・ローエル・著)
8 昭和55 三面鏡 黒田櫻の園
江馬細香-化政期の女流詩人 門 玲子
9 昭和56 歌集 惜春鳥 津川 洋三
犀川べりで 和沢 昌治
10 昭和57 尾てい骨 熊谷 宗秀
詩集 職人の道具の詩 小笠原 啓介
11 昭和58 幻想の病理 泉鏡花の世界 吉村 博任
女の心仕事 暮らし12か月 千代 芳子
12 昭和59 俳句自画像 中西 舗土
山口記を歩く 国本 昭二
13 昭和60 大連物語 浅野 幾代
歌集 石の花 安達 龍雄
14 昭和61 詩篇 える 堀内 助三郎
死よ何というつらさ 内村 晋
15 昭和62 時光 梶井重雄歌集 梶井 重雄
森美禰歌集 微微少少 森 美禰
16 昭和63 かがやく山のひみつ いいだ よしこ
17 平成元 草の碑 満蒙開拓団・棄てられた民の記録 藤田 繁
句集 瑤珞 中山 純子
18 平成2 川柳句集 浅野川 奥 美瓜露
花落ちて未だ掃かず 坂野 雄一
19 平成3 七百二十日のひぐらし 木倉屋 銈造
紙の真鯉 井上 雪
20 平成4 枇杷の葉の下 寺本 まち子
歴史を刻む音 大森 定嗣
21 平成5 歌集 曙橋まで 三井 ゆき
22 平成6 参勤交代道中記 加賀藩史料を読む 忠田 敏男
句集 花菜 小西 久子
23 平成7 オーズボン紀行 今井 一良
はるかなる黒河の流れ 大坪 重幸
24 平成8 五月の晴れた日のように 上野 祥子
句集 時雨虹 本岡 歌子
25 平成9 松田章一戯曲集 和菓子屋包匠 他 松田 章一
幻の琴師 麻井 紅仁子
26 平成10 芭蕉・北陸道を行く 密田 靖夫
句集 雪安居 市堀 玉宗
27 平成11 反戦川柳作家 鶴彬 深井 一郎
28 平成12 青の暦一九七〇 山下 渉登
歌集 銀桃 喜多 昭夫
29 平成13 短編小説集 波うちよせる家 遠矢 徹彦
青年医学徒の沖縄戦回想記 遠藤 幸三
30 平成14 銀杏坂 松尾 由美
銭屋五兵衛と北前船の時代 木越 隆三
31 平成15 句集 桐の花 高島 筍雄
32 平成16 寺島蔵人と加賀藩政-化政天保期の百万石群像- 長山 直治
中村薺詩集 を 中村 薺
33 平成17 卯辰 寺本 親平
コクトー、1936年の日本を歩く 西川 正也
34 平成18 かざりや清次 剣町 柳一郎
詩集「羅針盤」 四方 健二
35 平成19 短編童話集3 「飛べ、紙の鳥」 西村 彼呂子
キリシタンの記憶 木越 邦子
36 平成20 無愛想なアイドル 杉本 りえ
前田慶寧と幕末維新 最後の加賀藩主の「正義」 徳田 寿秋
37 平成21 中世加賀「希有事也」の光景 中橋 大通
38 平成22 歌集 薔薇図譜 三井 修
39 平成23 長塚節「土」 -鈴木大拙から読む 安田 速正
ホスピスが美術館になる日 -ケアの時代とアートの未来- 横川 善正
40 平成24 手をつなげば、あたたかい。 山元 加津子
句集 晴天 泉 紫像
41 平成25 百年のあとさき 「米澤弘安日記」の金沢 砺波 和年
歌集 海光 国見 朝子
42 平成26 泉 鏡花 逝きし人の面影に 小林 弘子
中藤久子歌集「百年のひかり」 中藤 久子
43 平成27 能登の夕凪 藤川 六十一
中谷泰士詩集 桜に偲ぶ 中谷 泰士
44 平成28 歌集 ぽんの不思議の 小島 熱子
久泉迪雄歌集 季をわたる 久泉 迪雄
45 平成29 ニキチ 紫藤 幹子
ダイヤモンドな日々を 皆川 有子
46 平成30 出会わねばならなかった、ただひとりの人 井崎 外枝子
新田泰久詩集 夢の祈り 新田 泰久
47 令和元 絵とエッセイ 岩田 崇
瑠璃ノムコウ 河畑 孝夫
48 令和2 ゆきあかり 栂 満智子
網野草太郎 フラグメンツ 松下 卓
49 令和3 サークル長屋とルーインズ 烏丸 健三
中野徹詩集 雲のかたち 中野 徹
50 令和4 こおりとうふ 藪下 悦子
姫ヶ生水 松村 昌子

お知らせ

金沢市文化スポーツ局
文化政策課

  1. 076-220-2442076-220-2069
  2. bunshin@city.kanazawa.lg.jp