第1条　この条例は、金沢市立小学校及び中学校の児童及び生徒で、遠距離のため通学が困難なものに係る当該通学に要する費用(以下「通学費」という。)に対する補助金の交付に関し、必要な事項を定めるものとする。

第2条　市長は、次の表の左欄に掲げる者のうち、それぞれ同表の右欄に定める通学距離がある者であって、路線バス、電車その他金沢市教育委員会(以下「教育委員会」という。)が特に認める交通手段により通学をしているものの保護者に対し、予算の範囲内において、その通学費の一部を補助することができる。

第3条　前条の規定にかかわらず、市長は、徒歩通学危険区間(車両の通行が特に頻繁であり、歩道及び待避場所がないため、徒歩により通学することが危険であると教育委員会が認める道路の区間をいう。)が通学路に含まれることにより、路線バス又は電車により通学をしている児童及び生徒の保護者に対し、予算の範囲内において、その通学費の一部を補助することができる。

第4条　この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会が定める。