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Easy Web Browsing の使い方

Contents

Easy Web Browsingご使用の注意
  1. Easy Web Browsing は、インターネットに接続している間だけご使用いただけます。
  2. 初めてご使用になる場合はダウンロードに多少時間がかかりますが、2回目以降はすぐにお使いいただけます。
    (ダウンロード : インターネットを通じて、データをパソコンに転送すること)
  3. 様々な言語で読上げが可能ですが、初めてその言語のページへ移動したときは、読上げを開始するまでに多少時間がかかります。読上げ準備が整うまで、しばらくお待ちください。2回目以降はすぐにお使いいただけます。


文章を拡大したり読上げる

  1. 読ませたい(拡大表示したい)文章の上にマウスの矢印を動かします。段落の先頭から順次反転表示になり、読上げが始まります。
    マウスをクリックする必要はありません。
    クリック :  マウスの左のボタンを1回カチッと押す操作のこと)
     
    マウスを動かす
     
  2. 反転箇所が順次「拡大文字表示窓」に拡大表示されます。これを合成音声が読上げていきます。
     
    読上げがはじまる
     
  3. そのままその段落を最後まで読み続けます。段落の最後まで読み終えると停止します。
    マウスをクリックする必要はありません。
     
    段落の終わりでとまる
     
  4. 続きを読むには、次の段落にマウスを動かしてください。
     
    次の段落へマウスを移動
     
上に戻る

読上げ時の注意点

  1. 連続文章では一文だけの読上げはできません。
    段落を最初から最後まで通して読上げます。
    途中からの読上げはできません。

  2. 段落をマウスで指定します。
    マウスは段落内にあればその段落先頭から読上げます。
    段落の先頭行にあわせる必要はありません。

  3. 途中でマウスを動かさないで下さい。
    反転表示および拡大文字表示窓の表示は順次移動していきます。
    動かすと読上げが止まり、動かした場所の読上げに切り替わります。

    • フレーム、長文ページなどでは反応が遅れる場合があります。
    • 一部のページで正常に読上げができない場合があります。
上に戻る

その他の一般的な操作

リンクから他のページに移動する

マウスを他のページへのリンクがある位置に動かして、クリックします。マウスの矢印が手の形に変わるところがリンクです。
クリック : マウスの左のボタンを一回カチッと押す操作のこと)

メニューにリンクが並んでいる場合
メニューにリンクが並んでいる例
文章の一部がリンクの場合
文章の一部がリンクの例

最初のページに戻る

「ホーム」ボタンをクリックすると、起動直後に表示されていたページに戻ります。
ホームボタン

直前のページに戻る

「直前」ボタンをクリックすると、ご覧のページの前に閲覧していたページに戻ります。
直前ボタン

ページの読み込みを中止する

「中止」ボタンをクリックすると、読み込み中のページの読み込みを中止します。
中止ボタン

Easy Web Browsingを終了する

「終了」ボタンをクリックすると、Easy Web Browsing を終了して起動前の状態に戻ります。
終了ボタン

上に戻る

より使い易くするために(各種設定、印刷)

Easy Web Browsing では、画面上部のボタンを使って、読上げ音声や画面表示の大きさ、色の設定を変えることができます。変更した設定は、次回起動時もそのまま反映されます。

読上げる速さを変える

「速度」ボタンで6段階の調節ができます。
  • 選択下ボタンをクリックする度に1段階遅くなります。
  • 選択上ボタンをクリックする度に1段階速くなります。
読上げ速度ボタン

読上げる声の大きさを変える

「音量」ボタンで5段階の調節ができます。
  • 選択下ボタンをクリックする度に1段階小さくなります。
  • 選択上ボタンをクリックする度に1段階大きくなります。
読上げ音量ボタン
これらのボタンが表示されていない場合は、「一覧型設定ボタン」から「一覧型設定パネル」を開いて、「読上げ音声」-「読上げ音声の準備状況を表示する」のチェックボックスのチェックをはずすと表示されます。詳しくは、『さらに詳細な設定をする(上級者向け)』『読上げ機能』をご覧ください。

連続読上げを有効にする

「連続」ボタンをクリックすると、連続読上げが有効になります。再度、ボタンをクリックすると無効になります。
連続読上げ
「連続」:開いているページの文章やリンクを次々に読上げ、またページ内の読上げ箇所に合わせて表示される箇所も移動すること。)

画面表示の大きさを変える(拡大・縮小)

「拡大・縮小」ボタンを使って、50~600%の範囲で画面表示の大きさを調節できます。
  • 選択下ボタンをクリックする度に、600→400→300→200→175→150
    →125→100→75→50の順で小さくなります。
  • 選択上ボタンをクリックする度に、50→75→100→125→150
    →175→200→300→400→600の順で大きくなります。
拡大・縮小ボタン
  • 初めて Easy Web Browsing を起動したときの大きさは100%です。
  • ボタンやボタン上の文字の大きさは変更できません。

拡大・縮小をリセットして100%に戻します

「100%」ボタンをクリックすると、拡大・縮小していたサイズを100%に戻します。
拡大・縮小リセットボタン

行間を広げる

「行間」のボタンで、7段階の調整ができます。
  • 選択下ボタンをクリックする度に1段階、間隔が狭くなります。
  • 選択上ボタンをクリックする度に1段階、間隔が広くなります。
行間ボタン
コンテンツによっては、選択上ボタンをクリックしても、行間隔が狭くなる場合があります。

ルーラーを表示する

「ルーラー」のボタンをクリックすると、ルーラーが表示されます。再度ボタンをクリックするとルーラーは非表示になります。
ルーラーボタン
ルーラーの色、種類、線の幅の設定は、「ページめくり」ボタンをクリックし、「その他の設定に関する設定」パネルを開いて、「ルーラーに関する設定」で設定ができます。詳しくは、『さらに詳細な設定をする(上級者向け)』『ルーラーに関する設定』をご覧ください。
初めてEasy Web Browserを起動したときのルーラーは、赤紫色の十字が表示されます。

閲覧画面の配色を変える

配色ボタン 「配色」のボタンで通常表示を含め計4種類のスタイルの中から選択できます。
  • 配色は通常表示の白い背景に黒(リンクは青)文字のものと、青い背景に黄色(リンクは白)文字のもの、薄黄色い背景に黒(リンクは青)文字のもの、黒色背景に黄色(リンクは白)文字のものの中から選べます。
より詳細な設定を行ないたいときは、「一覧型設定ボタン」から行ないます。詳しくは、『さらに詳細な設定をする(上級者向け)』『配色』をご覧下さい。
画面の配色の種類 配色ボタンを1回押す度に、次の順番で設定が変わっていきます。
  1. 通常表示
  2. 青色背景に黄色文字
  3. 薄黄色背景に黒色文字
  4. 黒色背景に黄色文字

印刷をする

印刷ボタン プリンターが接続されていれば「印刷」ボタンをクリックして現在閲覧しているページを印刷することができます。

詳細な設定画面は省略されています。ボタンを押し「印刷を開始しますか?」という確認ダイアログが表示されたら、「OK」を押してください。すぐに印刷が始まります。

  • プリンターの設定を変えたい場合は、予めWindowsのプリンタ設定から変えておいてください。
  • 画面配色の変更や拡大・縮小を行なっている場合、正しく印刷されないことがあります。標準設定での印刷をお勧めします。
フレームページの印刷
  • フレームで構成されたページを印刷する場合は、次のように各フレーム別に連続して印刷します。
フレーム :  1つのウィンドウをいくつかに区切り、それぞれに別の内容を表示させるページの構成方法)

設定

一覧型設定パネルを表示します。
一覧型設定ボタン

ヘルプ

Easy Web Browsing の使い方をいつでも表示させることができます。
ヘルプボタン

漢字にふりがなをつける

ひらがなのふりがな 日本語のページでは、詳細設定パネルで設定をすることにより、漢字にふりがなをつけて表示させることができます。
ふりがなには、次の3種類の表示が選択できます。
  • ひらがな
  • カタカナ
  • ローマ字(漢字だけでなくひらがなを含めすべての文字に付きます)
ふりがなをつけるための設定方法は、『さらに詳細な設定をする(上級者向け)』「ふりがなに関する設定」をご覧ください。

操作パネルのキー操作
(ボタンをキーボードで操作したい場合にお読みください)

  • Altキーでの操作パネルとページ表示部分とのフォーカス移動

    ページ表示部分にフォーカスがあるときに、Altキーを押すと、操作パネルにフォーカスが移ります。
    操作パネルにフォーカスがあるときに、Altキーを押すと、ページ表示部分にフォーカスが移ります。

  • Altキーでの操作

    キーボードでの操作を開始する前に、マウスを上部操作パネルに移動し、ボタン以外の場所をクリックしてください。
    Altキーを押しながら次の一覧にあるキーを押すと、直接選択することができます。
    • 1: ホーム
    • 2: 直前
    • 3: 中止
    • 4: (読上速度)選択下ボタン
    • 5: (読上速度)選択上ボタン
    • 6: (読上音量)選択下ボタン
    • 7: (読上音量)選択上ボタン
    • 8: 縮小
    • 9: 拡大
    • C: 配色
    • P: 印刷
    • S: 設定
    • 0(ゼロ): 終了

    選択されていると、ボタンが色の枠で囲われます。このとき、Enterキーかスペースキーを押すと実行されます。

    C、P、Sは、パソコンのキーの大文字/小文字を切り替える必要はありません。どちらでも操作できます。
    設定パネルを閉じる操作は、キー操作では行なえません。パネルを閉じるときは、設定パネルの「終了」ボタンを押してください。
    それぞれのキーを指定するのが困難な場合、Tabキーでの操作をお勧めします。

  • Tabキーでの操作
    キーボードでの操作を開始する前に、マウスを操作ボタンの上部に移動し、ボタン以外の場所をクリックしてください。
    Tabキーを押す度に、次の順序でボタンが選択されます。Shiftキーを押しながらTabキーを押していくと、逆の順序で選択されます。
    「ホーム」「直前」 「中止」 「(読上速度)選択下ボタン 「(読上速度)選択上ボタン「(読上音量)選択下ボタン 「(読上音量)選択上ボタン「連続」 「ページめくりボタン」「拡大率選択下ボタン「拡大率選択上ボタン「100%」「ページめくりボタン」「行間調整選択下ボタン「行間調整選択上ボタン「ルーラー」「配色」「ページめくりボタン」「印刷」「設定」「ヘルプ」「終了」
    選択されていると、ボタンが色の枠で囲われます。このとき、Enterキーかスペースキーを押すと実行されます。
    • 設定パネルを閉じる操作は、キー操作では行なえません。パネルを閉じるときは、設定パネルの「終了」ボタンを押してください。

段落内で読上げ箇所位置を移動する

長い段落を読上げているとき、Ctrlキーを押しながら矢印キーを押すことで段落の先頭、最後、直前の文字列、次の文字列に移動することができます。

Ctrlキー+キーで、段落の先頭に戻ります。
Ctrlキー+キーで、段落の最後に進みます。
Ctrlキー+キーで、直前の文字列に戻ります。
Ctrlキー+キーで、次の文字列に進みます。

ページを表示しているエリアにフォーカスがないと、この機能はご使用いただけません。ページを表示しているエリアにフォーカスをあてるには、ページ内のリンク以外の任意の箇所(余白など)をクリックしてください。

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さらに詳細な設定をする(上級者向け)

より便利に、快適にウェブ・コンテンツの閲覧を楽しんでいただくために、Easy Web Browsingではさらに多彩な機能を揃えています。設定方法は、『さらに詳細な設定をする(上級者向け)』をご覧下さい。
こちらをお読みいただかなくても、通常の操作に支障はございません。

Easy Web Browsingの動作環境

OS

Microsoft® Windows® 2000 (SP4)(32ビット版)、Windows XP Professional (SP1/SP2/SP3)、Windows XP Home Edition (SP1/SP2/SP3)、Windows Vista Home Basic(SP1/SP2)、Windows Vista Home Premium(SP1/SP2)、Windows Vista Ultimate(SP1/SP2)、Windows Vista Enterprise (SP1/SP2)、Windows Vista Business (SP1/SP2)、Windows 7 Starter、Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Ultimate で使用できます。

ブラウザ

Microsoft Internet Explorer のバージョン 6.0 かバージョン 7.0 かバージョン 8.0 が必要です。

JavaScript、CSS(Cascading Style Sheets)、署名済みActiveXコントロールを使用できるようになっている必要があります。(通常は既に使用できるようになっています。)

お使いのバージョンを確認するには、 Internet Explorer を開いて、ツールバーの「ヘルプ(H)」にある「バージョン情報(A)」をご覧下さい。 バージョンが古い場合には、Windows スタートメニューにある Windows Update からインターネット経由でバージョンアップすることができます。

PDFファイル読上げ

PDFファイルを読上げさせるには、次のいずれかのソフトウェアが導入され、読上げさせたいPDFファイルをInternet Explorerから正常に閲覧できるように設定されている必要があります。
Acrobat Reader には、フルバージョンとそうでないバージョンが存在します。フルバージョンかどうかは、次の手順に従ってご確認ください。もし、フルバージョンが導入されていなかった場合には、Acrobat Reader をアンインストールし、新たにフルバージョンの Acrobat Reader を導入してください。
  1. Acrobat Readerを起動
  2. ツールバーの「ヘルプ(H)」のメニューを開く
  3. 「Adobe プラグインについて(P)」を選択
  4. 新たに開いた「Adobe プラグインについて」というウィンドウにおいて、次のプラグインが登録されていることを確認
    • Acrobat Accessibility
    • Make Accessible
また、「PDFをブラウザに表示する」が「on」になっている必要があります。
Adobe Reader または Adobe Acrobat の「編集」→「環境設定」→「インターネット」の順に選択し、表示されている「Webブラウザオプション」中の「PDFをブラウザに表示」のチェックを「on」にする。
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必要なパソコンの条件

ご使用のパソコンが次のような条件を満たしていれば、Easy Web Browsing をご使用になれます。

Windows Vista/7以外を利用時

Windows Vistaを利用時

Windows 7を利用時

ご使用になる場合のユーザー権限

Windows Vista/7を利用の場合 : 
「管理者権限」で使用することをお勧めします。それ以外の権限で使用する場合は、Easy Web Browsing を使用できなかったり、特定の機能が動作しなかったりする場合があります。

次の場合、管理者権限が必要です。 Windows XP、Windows 2000を利用の場合 : 
「管理者権限」あるいは「パワーユーザー権限」で使用することをお勧めします。それ以外の権限で使用する場合は、Easy Web Browsing を使用できなかったり、特定の機能が動作しなかったりする場合があります。

次の場合、管理者あるいはパワーユーザー権限が必要です。 次の場合、管理者権限が必要です。
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問題と対処方法

初回ダウンロードが途中で失敗する

パソコンのウィルス感染予防を目的としたファイアウォールソフトをご使用の場合、ファイアウォールソフトの設定によっては、初回ダウンロードが途中で失敗することがあります。
このような場合は、ファイアウォールソフトの設定をお調べください。

ファイアウォールソフト :  パソコンの安全性を保つために、外部からの侵入を防ぐプログラム)

読上げをしない

ページの表示が完了し、読ませたい箇所にマウスを動かしても読上げしない場合、以下の原因が考えられます。

A. 音声プログラムがダウンロード中の場合

操作パネルにダウンロード中の表示がある間は、読上げができません。ダウンロードが完了した段階で、再度試してください。

B. 設定画面で、「読上げが可能になったら自動的に読上げ開始する」と「読上げを有効にする」のチェックボックスがオフになっている場合

以下の手順で、確認、設定を行ってください。

  1. 操作パネルの「設定」ボタンをクリックし、一覧型設定パネルを表示します。
  2. 「読上げ」「読上げ音声」の項目を表示します。
  3. 「読上げ音声が準備できたら自動的に読上げを開始する」「読上げ音声を有効にする」のチェックボックスを確認し、オフになっていれば、チェックボックスをクリックしてチェックをいれて有効にします。
  4. 設定パネルの下部にある「閉じる」ボタン、またはパネル右隅上の「×」をクリックして設定パネルを終了します。
Windowsのスピーカー音量設定がミュートになっている場合 : 
チェックボックスにチェックを入れた時点で、「音声出力がミュートになっているため、読上げ機能や効果音を使用できません。ミュートを解除しますか?」という画面がでます。ここで「はい」を選択してください。(「いいえ」を選択した場合、チェックボックスがオフになりますので、再度チェックをいれて有効にしてください。)

C. 対応していない言語のページの場合

開いたページの言語が対応言語ではない場合、読上げしません。

D. ページの構造に問題がある場合、あるいはページを正しく読み込めなかった場合

F5キーを押すなどしてページを読み込みしなおすと、読上げられるようになることがあります。

 

効果音が鳴らない

効果音が鳴らない場合、以下の原因が考えられます。

A. 設定画面で「効果音の選択」が「無音」になっている場合

以下の手順で、確認、設定を行ってください。

  1. 操作パネルの「設定」ボタンをクリックし、一覧型設定パネルを表示します。
  2. 「その他」「効果音」の項目を表示します。
  3. 「効果音の種類」で、「効果音無し」になっているのを、それ以外の「効果音1」 などをクリックして選択します。
  4. 設定パネルの下部にある「閉じる」ボタン、またはパネル右隅上の「×」をクリックして設定パネルを終了します。

B. Windows のスピーカー音量設定で、「SWシンセサイザ」(または「MIDI」)の設定がミュートになっている場合(Windows Vista/7をご使用の場合、この設定はありません)

  1. Windowsのスタートメニューからコントロールパネルを選択します。
  2. (Windows XPの場合)「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」を選択し、「システム音量を調節する」を選択します。
  3. 「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」画面の「デバイスの音量」にある、「詳細設定」ボタンを押します。
  4. 「マスタ音量」(または「ボリュームコントロール」など)の画面にある、「SWシンセサイザ」(または「MIDI」など)の「ミュート」のチェックボックスのチェックをはずし、この音量を適度な大きさに設定します。
  5. 開いたウィンドウをすべて閉じます。

読上げ準備が完了しない(読上げ音声ソフトがダウンロードできない)

ファイアウォールのソフトをご使用の場合、読上げ音声ソフトのダウンロードができない場合があります。その際は、ご使用のファイアウォールのソフトウェアの設定をご確認ください。

読上げの応答が遅い

ページ構成によって、若干応答が遅れたり、読上げ開始まで時間がかかる場合があります。
マウスを動かした後、応答するまで少しお待ちください。

読上げが正しくない

読上げ対象の文章によっては、読み間違えが起こる場合があります。
これはホームページの作成の仕方の問題ではなく、「Easy Web Browsing」の音声合成エンジンが対応していないためです。ご了承ください。

ページの一部だけ読上げない、読上げ位置がずれる

ページレイアウトにより、一部のみ読上げ出来ないページがあります。
また、同様にマウスの位置とは異なる場所を拡大・読上げる場合があります。

ページレイアウト :  ページの構造や作り方のこと)

指定した読上げ位置を無視して、ページの最初から全部読上げる

メールマガジンの内容を掲載したページなど、HTMLでレイアウトされていないテキストそのままのページでは、段落で分割した読上げができません。
ページ内のどの箇所を指定しても、常にページの最初から最後までをひとつの塊として読上げます。

メールマガジン :  電子メールを使用して、購読者に定期的に発行される雑誌)
HTML :  インターネットのページを記述するための言語)

操作ボタンと設定パネルの表示が消えた

長時間 Easy Web Browsing を使用していると、操作中にボタン表示が消えることがあります。ボタンの上の何もないところや設定パネル内をクリックしてください。

画面拡大したときにページのレイアウトが崩れる

ページ構成によって、画面拡大をした際にレイアウトが大きく崩れることがあります。これはページの作成方法によるものであるためご了承ください。

配色などの設定が、ページ移動後に反映されない

ページ構成によって、若干応答が遅れたり、配色や画面拡大の調整に時間がかかる場合があります。
反映されるまで少しお待ちください。

ページの切り替えや、拡大率変更したときの反応が遅い

反応が遅い場合には、以下の「スクロールバーの幅を調整しない」設定を行うことで、処理を早くすることができます。

  1. 「設定」ボタンを押して、一覧型設定パネルを表示します。
  2. 「表示」「画面構成」の項目を表示します。
  3. 「スクロールバーの幅」で、「調整しない」をクリックして選択します。
  4. 設定パネルの下部にある「閉じる」ボタン、またはパネル右隅上の「×」をクリックして設定パネルを終了します。

文字列をマウスで選択できない

文字列をマウスで選択できるようにするには、以下の設定を行います。

注 : この設定を行うと、読上げをしなくなります。

  1. 「設定」ボタンを押して、一覧型設定パネルを表示します。
  2. 「表示」「拡大文字表示窓」の項目を表示します。
  3. 「読み上げられる文章などを拡大文字表示窓に表示する」のチェックボックスのチェックをはずしてオフにします。
  4. 「読上げ」「読上げ音声」の項目を表示します。
  5. 「読上げ音声を有効にする」 のチェックボックスのチェックをはずしてオフにします。
  6. 「その他」「マウス」の項目を表示します。
  7. 「ページ上でマウスのボタンを押したまま移動することでスクロールさせるドラッグスクロール機能を有効にする」 のチェックボックスのチェックをはずしてオフにします。
  8. 設定パネルの下部にある「閉じる」ボタン、またはパネル右隅上の「×」をクリックして設定パネルを終了します。

ふりがながページの最後までふられない

ふりがなが、ページの途中までしかふられていない場合、以下の原因が考えられます。

A. 読上げ中のため、ふりがなをふる処理が中断されている : 

読上げさせると、ふりがなをふる処理を中断します。続けさせるには、読上げを中断させるか、読上げが終わるまでお待ちください。

B. そのページにフォーカスがない : 

そのページにフォーカスがない場合には、ふりがなをふる作業が中断されています。ページ内の余白箇所をマウスでクリックするなどして、ふりがなをつけたいページにフォーカスをあててください。

C. 処理に時間がかかっている : 

処理速度の遅いパソコンでは、複雑なページや、長文のあるページにふりがなをふるのに時間がかかることがあります。ふりがなをふる処理が進んでいるか確認し、しばらくお待ちください。

D. その他の原因でふりがなをふる処理がとまっている場合 : 

F5キーを押すなどして、そのページを再度表示しなおすと、最後までふりがながふられることがあります。

ふりがなと読上げが違う

ふりがなと、音声での読上げは一致しない場合があります。ご了承ください。

エラー終了により、Easy Web Browsing が終了した

Internet Explorer から再起動してください。
パソコンが応答しなくなった場合は、一度電源を切って再起動してください。

開いてるはずのページが見えない

開いているはずのページが見えない場合、以下の原因が考えられます。

A. そのページが現在のページの後ろに隠れている場合 : 

タイミングにより、開いたページが前のページの後ろに隠れてしまう場合があります。この場合には、Altキーを押しながらTabキーを押してみてください。繰り返し何度か押すと、目的のページが表示されます。

B. Internet Explorerのポップアップブロック機能で開けない場合 : 

Windows XP SP2や、GoogleツールバーなどによってInternet Explorerにポップアップブロック機能があり、開いた目的ページが自動的に閉じられる場合があります。この場合は、これらの機能を一時的に解除して、目的のページが開けるようにしてください。

子ウィンドウ(ポップアップウィンドウ)を開くページが前面に表示されない

一部の子ウィンドウを開くページの場合、一度開いたページが前面に出ない場合があります。
この場合は「前に戻る」ボタンで以前開いたところまで戻るとそのページが表示されます。

ウィンドウ :  あるプログラムを起動したときに用意される、独立した小さな画面のこと。その中に画像や文書が表示される)
ポップアップ :  新しいウィンドウを自動的に開き、別の内容を表示させること。又は、そのウィンドウ)

子ウィンドウから前に戻れない

一部のページでは子ウィンドウから前に戻れない場合があります。
この場合、「最初に戻る」で初めからやり直すか、3回以上連続して「前に戻る」を押して前に戻ってください。

2つ以上の子ウィンドウを同時に開くページで子ウィンドウが最大化されない

子ウィンドウのうち一つがタイミングによって最大化されず、小さいままになることがあります。
この子ウィンドウを閉じたい場合はページ内の「閉じる」をクリックするか、ウィンドウ右上隅の「×」をクリックして閉じてください。

パソコンのスタンバイから復帰後に拡大表示部が上にずれた

一度パソコンをスタンバイ状態にして復帰した場合、テキスト拡大表示部が上にずれる場合があります。
この場合はEasy Web Browsingを再起動してください。

スタンバイ :  電力の消費を抑えるため、電源を切る直前の状態を保存して画面に何も表示させない状態)

ポップアップ広告を自動的に閉じるソフトを併用しているとエラー終了した

一部のポップアップ広告を自動的に閉じるソフトでは、Easy Web Browsing と併用した場合に、ポップアップを閉じる動作をした際にEasy Web Browsingがエラー終了する場合があります。その際は、ポップアップ広告を自動的に閉じるソフトを終了させ、Easy Web Browsing と併用しないようにしてください。

Internet Explorerや、他のソフトのツールバー表示がずれる

全画面表示以外でご使用になる場合、Internet Explorer や、その他に同時起動しているソフトのツールバーなどの表示がずれて表示される場合があります。表示ずれを直したい場合は、以下の「スクロールバーの幅を調整しない」設定を行ってください。

  1. 「設定」ボタンを押して、一覧型設定パネルを表示します。
  2. 「表示」「画面構成」の項目を表示します。
  3. 「スクロールバーの幅」で、「調整しない」をクリックして選択します。
  4. 設定パネルの下部にある「閉じる」ボタン、またはパネル右隅上の「×」をクリックして設定パネルを終了します。

デスクトップに起動アイコンが作成されない

セキュリティ対策ソフトをご使用の場合、デスクトップにショートカットを自動作成することをブロックされることがあります。ご使用のセキュリティソフトの設定をご確認ください。

クライアントPCからアンインストールするには?

アンインストール方法はWindows Vista/7とそれ以外のOSの方法があります。
Windows Vista/7以外でのアンインストール手順を記述します。

『Easy Web Browsing』本体(音声合成プログラムなどは含みません)は、クライアントで実行される際、以下のディレクトリ内にプログラムファイル、設定ファイルなどを保存します。

%ProgramFiles%¥IBM¥WebRD
(例:C:¥Program Files¥IBM¥WebRD)

%APPDATA%¥WebRD (Windows2000以上)
(例:C:¥Documents and Settings¥Administrator¥Application Data¥WebRD)

『Easy Web Browsing』をクライアントからアンインストールする場合は、音声合成プログラムをすべてアンインストールした後、%ProgramFiles%¥IBM¥WebRDと%APPDATA%¥WebRDにある『Easy Web Browsing』関係のファイルと、デスクトップの起動アイコンを削除してください。
以下に、Windows XPにおけるアンインストール手順を記述します。

手順1) 音声合成プログラムの削除

[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]を開き、次のプログラムを削除します。ただし、使用状況によっては、該当プログラムが導入されていない場合があります。また、IBM ViaVoice TTSを他のアプリケーションが使用している場合は削除しないでください。

手順2) 実行ファイルなどの削除

デスクトップに作成されている、『Easy Web Browsing』の起動アイコンを削除します。
%ProgramFiles%¥IBM¥WebRD (例:C:¥Program Files¥IBM¥WebRD)をディレクトリごと削除します。

手順3) 設定ファイルの削除

Windows2000以上においては、ユーザー毎に作成されている%APPDATA%¥WebRD (例: Administratorの場合、C:¥Documents and Settings¥Administrator¥Application Data¥WebRD)を全て削除します。

手順4) plug-inの削除

次の手順に従って、 Internet ExplorerのActiveX plug-inのWebRDC.dll(WebRDCtl Class)を削除します。

  1. 全ての Internet Explorerやアプリケーションを終了します。
  2. Internet Explorerを起動します。
  3. WebRDC.dll(WebRDCtl Class)を削除します。
    [ツール]→[インターネットオプション]→[全般]タブ→[インターネット一時ファイル]内にある[設定]→(設定パネルが開く)→[設定]内にある[オブジェクトの表示]→(フォルダが開く)→[WebRDCtl Class]を選択し右クリック→[削除]→開いたフォルダを閉じます。
  4. Internet Explorerのキャッシュを削除します。
    [キャンセル](設定パネルを閉じる)→[ファイルの削除]→[すべてのオフラインコンテンツを削除する]をチェックします。→[OK]
  5. Internet Explorerをネットワークから切り離します。
    1. [接続]に設定されている情報を記録します。
    2. [接続]タブ→[LANの設定]→[自動構成]内にある[設定を自動的に検出する]にチェックが付いていたら消します。
    3. [自動構成スクリプトを使用する]にチェックが付いていたら消します。
    4. [プロキシサーバー]内にある[LANにプロキシサーバーを使用する]をチェックします。
    5. [アドレス]と[ポート]に、実際には有効ではない値を入れてください。
      (例:127.0.0.1 28080)
    6. [OK]→[OK]
  6. 『Easy Web Browsing』の導入先URLにアクセスして、意図的にエラー画面を表示し確認します。
    Internet Explorerのアドレスに『Easy Web Browsing』の導入先URLを入力し、「ページを表示できません」画面を確認します。
  7. Internet Explorerを終了します。
  8. Internet Explorerを再起動します。
  9. Internet Explorerをネットワークに再接続します。
    [ツール]→[インターネットオプション]→[接続]タブ上の設定を元に戻してください。

Windows Vista/7におけるアンインストール手順を記述します。
手順1) 音声合成プログラムの削除

手順2) 実行ファイルなどの削除 手順3) 設定ファイルの削除

【補足】%○○%は、コマンドプロンプトで、[set]とインプットして実行すると設定内容が表示され、そこに記載されている[Path名]に該当します。

手順4) plug-inの削除

次の手順に従って、 Internet Explorer7のActiveX plug-inのWebRDC.dll(WebRDCtl Class)を削除します。

  1. 全ての Internet Explorerやアプリケーションを終了します。
  2. Internet Explorerを起動します。
  3. WebRDC.dll(WebRDCtl Class)を削除します。
    [ツール]→[インターネットオプション]→[全般]タブ→[削除]→[すべて削除]→[アドオンによって格納されたファイルや設定も削除する]をチェック→[はい]→[OK]としインターネットオプションダイアログを閉じる。 [ツール]→[アドオンの管理]→[アドオンを有効または無効にする]→表示:[Internet Explorerで使用されたアドオン]→WebRDCtl(有効)を削除→アドオンインストーラー:[続行]→[OK] (注) アドオンで[WebRDC.dll]が[有効]になっていることを確認してから削除してください。[無効]になっている場合は、削除をする前に[有効]にしてください。
  4. Internet Explorerを終了します。

クライアントPCから、Easy Web Browsingの起動アイコンを削除するには?

次の手順に従って、アイコンを削除します。
なお、『Easy Web Browsing』プログラム自体の削除はこの手順ではできません。プログラム自体の削除については、前項の「クライアントPCからアンインストールするには?」を参照してください。

  1. アイコンの上に、マウスカーソルを移動させます。
    クリックする必要はありません。
  2. マウスの右ボタンをクリックします。
  3. 表示されたダイアログパネルの[削除]をクリックします。
    [ファイルの削除の確認]というダイアログパネルが表示されます。
  4. [はい]をクリックします。
上に戻る