平成28年度 金沢市立病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 39 53 103 153 204 337 781 1071 1165 444
平成28年4月1日から平成29年3月31日までに退院した患者さんについて、年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。
特に70~80歳代の患者さんが多く、全体の半数を超えています。
地域医療を担う病院として、積極的に開業医や介護老人福祉施設等から患者さんを受け入れています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 30 9.23 5.24. 0.00 69.20
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 15 23.36 16.54 2.94 75.71
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21.25
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 7.12
010060x2990400 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 20.18
神経内科では、救急外来からのめまいの症例の入院が多く、急性期治療で改善の乏しい症例には、副交感神経刺激などの治療や、めまい体操の指導などを行っています。
脳梗塞の治療に関しては、血管内tPA(血栓溶解療法)治療(血管内治療、減圧開頭術など)を要する症例は、主に脳神経外科で治療し、適応のない症例に関しては当科で加療しています。
また、仮性球麻痺による誤嚥に起因する肺炎、脳梗塞後遺症による症候性てんかん症例なども当科で加療しています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 198 2.00 2.08 0.00 58.38
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 39 7.85 3.68 0.00 69.85
030250xx990xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 なし 35 4.06 3.63 0.00 68.43
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 33 20.73 12.35 0.00 76.00
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 29 21.21 19.92 0.00 71.59
呼吸器内科では、睡眠時無呼吸症候群や睡眠障害に対して、終夜睡眠ポリグラフ検査、反復睡眠潜時検査(MSLT)、CPAP導入のための短期入院を実施しています。
肺癌に対しては、気管支鏡検査など診断のための入院や、化学療法などの治療のための入院を実施しています。
間質性肺炎に対しては、詳細な原因病態および治療のために入院を実施しています。
他には、肺結核、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺炎、肺非結核性抗酸菌症、肺真菌症などの治療、肺高血圧症の検査(右心カテーテルなど)や治療、慢性呼吸不全の治療(在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法の導入、呼吸リハビリテーション)、胸水の診断のための局所麻酔下胸腔鏡検査なども実施しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 167 2.28 2.72 0.00 66.57
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 23.56 21.25 3.24 79.49
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 33 2.97 3.00 0.00 74.24
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 28 11.25 9.02 0.00 74.21
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 9.39 9.08 0.00 74.74
消化器内科の最も多い症例は、大腸腺腫や大腸ポリープに対する内視鏡的治療となります。大腸内にできた良性腫瘍を内視鏡を用いて摘出する治療です。
大腸ポリープ切除術に次ぐ症例として小腸及び大腸の良性疾患が挙げられます。感染性腸炎や炎症性腸疾患、虚血性腸炎などの加療を行っています。
また、早期胃癌に対しての内視鏡治療や腸閉塞の治療も行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 144 2.53 3.06 2.78 71.00
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 84 29.21 17.95 7.37 82.49
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 54 26.43 21.25 3.24 84.46
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 51 5.29 4.71 1.92 71.31
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 12 40.00 19.86 7.69 76.75
循環器内科の最も多い症例は、狭心症に対する心臓カテーテル検査のための入院で、全症例数の半数以上を占めます。                        また症例数が2番目に多いのは、心不全の治療となります。
心不全の患者さんの平均年齢は80歳を超え、後期高齢者の患者さんが多くなっていることが分かります。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 27 14.48 12.43 1.52 74.67
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21 29.52 21.25 2.70 85.81
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 17.41 12.84 0.00 66.53
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 5.24
100380xxxxxxxx 体液量減少症 9.33
腎臓内科では、高齢者の尿路感染症、誤嚥性肺炎が多くを占めています。
当科では、高血圧症、糖尿病性腎症・慢性腎臓病など腎疾患全般、膠原病の患者さんの診療を行っています。慢性腎臓病の患者さんには、1週間の慢性腎臓病検査教育入院を行っています。
慢性腎臓病は、心血管疾患を合併することが多く、入院では血管合併症の検査を行っています。
また、今後、腎臓機能が悪化する速度を抑えるための腎臓食を実際に食べていただき、覚えてもらいます。管理栄養士から栄養指導を受けてもらい、退院後の食事療法についても相談にのっています。

内分泌・糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85歳未満 31 8.45 11.48 0.00 58.52
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 29.79 21.25 4.86 82.31
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 22 16.82 14.61 0.00 60.45
100071xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85歳未満 15 11.93 12.20 0.00 74.27
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 12 13.75 14.91 0.00 69.50
内分泌・糖尿病内科の入院患者は糖尿病が多く、そのうちで1番多く占めるのは2型糖尿病です。外来で治療を行うことも多いですが、高齢者や合併症を伴う場合は入院することが多いです。
糖尿病の薬物療法は選択肢が増えましたが、治療の基本は食事療法です。
誤嚥性肺炎の方も多く抗生剤治療や点滴、嚥下リハビリなどを行います。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 34 22.56 16.83 0.00 77.85
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 34.90
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21.25
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 5.24
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 17.63
血液内科では、リンパ腫の患者さんがより多く入院しています。
次いで多発性骨髄腫や骨髄異形成症候群、白血病の患者の診断加療を行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 19 7.26 5.29 0.00 65.58
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 12 5.67 5.60 0.00 45.58
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 9.58 9.08 0.00 73.33
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 11 2.45 2.72 0.00 70.91
060245xx97xxxx 内痔核 手術あり 11 7.09 5.85 0.00 50.55
外科では、良性疾患、悪性疾患のいずれかに偏ることなく、広く診療しています。
良性疾患では鼡径ヘルニアが多いですが、他に急性腹症(腸閉塞、胆嚢炎、虫垂炎、急性汎発性腹膜炎、その他強い腹痛をきたす疾患)や、内痔核などの肛門疾患を多く診療しています。
悪性疾患としては結腸癌が多いですが、その他に、胃癌、直腸癌、膵臓癌、胆嚢癌、胆管癌等の消化器癌一般、および乳癌を、広く診療しています。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 59 45.83 20.57 4.92 79.54
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 57 47.19 27.63 7.02 84.82
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 14 61.29 23.61 0.00 82.79
160800xx99xx0x 股関節大腿近位骨折 手術なし 定義副傷病 なし 11 37.82 15.97 21.43 83.64
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 11 5.82 5.49 0.00 54.64
整形外科の入院患者は、高齢化社会を背景にして、骨粗鬆症に伴う骨折患者が多数を占めています。
骨折による日常生活機能の低下を最小限にするために、手術が必要な骨折は早期に手術を行い、早期からのリハビリテーションを心がけています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 32 8.28 7.52 5.56 52.22
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 19.31 16.54 8.82 72.25
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 5.42 9.87 11.11 76.33
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 17.33 11.83 0.00 78.67
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 5.08 7.12 7.69 54.83
脳神経外科では、脳卒中、頭部外傷を中心に救急患者の受け入れを行っています。また脳梗塞についてもtPA静注療法(血栓溶解療法)あるいは経皮的血栓回収術の適応症例に対応しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 11.97
080090xxxxxxxx 紅斑症 10.37
080080xxxxxxxx 痒疹、蕁麻疹 6.58
161000x199x0xx 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 12.64
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 8.96
皮膚科では、切除を希望される良性皮膚腫瘍が長径3cm以上であれば入院手術を施行します。
基礎疾患のある丹毒、リンパ節炎を伴う蜂巣炎、外陰・会陰部膿瘍等は入院治療を行っています。
膠原病、重症薬疹、蜂アレルギー等は入院管理を行います。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 28 2.25 2.82 0.00 52.68
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 23 2.83 2.68 0.00 71.57
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし 12 7.25 8.83 0.00 65.67
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 10 7.00 7.85 0.00 73.10
110320xx97xxxx 腎、泌尿器の疾患(その他) その他の手術あり 13.22
泌尿器科では、最も一般的な疾患である腎尿道結石に対し、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を1泊2日の入院で行っています。
また、健康診断などで前立腺癌が疑われた患者さんに対し、前立腺針生検を行っています。
膀胱癌の手術は、尿道から内視鏡を挿入して行う経尿道的手術がほとんどです。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 19 20.74 10.05 0.00 48.11
120150xx99xxxx 妊娠早期の出血 手術なし 17 10.88 12.76 0.00 31.47
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮筋腫摘出(核出)術 腟式等 手術・処置等2 なし 14 9.00 3.31 0.00 41.79
12002xxx99x41x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 12 14.25 10.56 0.00 59.25
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし 11 10.64 12.29 0.00 30.36
産婦人科では、巨大筋腫・多発筋腫症による症例が多くなっています。子宮筋腫核出術を施行し、妊孕能を温存しています。術後しばらくしてから妊娠し、帝王切開にて成熟児(正期産児)を得る症例が多くなっています。
また、 妊娠早期の出血による症例が2番目に多くなっています。不妊治療に成功した後の妊娠初期において、腹痛・出血などの症状があれば入院安静としています。そして、胎児心拍が出現し 妊娠が安定すれば退院となります。その後、外来診療での妊婦健診を受けながら、正期産にて正常児(貴重児)を得る症例が多くなっています。
子宮筋腫、子宮脱では、経膣的に子宮全摘を行っています。その場合は、腹部切開を必要としないので、術後の回復が早いです。子宮内腔の粘膜下筋腫では、子宮鏡で観察し筋腫核出術を行っています。
その際は、術後の内膜癒着防止に、子宮内にIUD(FD1)を装着し妊孕能を温存しています。子宮内のIUDは術後3か月で抜去しています。子宮腺筋症、子宮内膜症では、内分泌療法などの薬物療法を行っています。
子宮頚・体部の悪性腫瘍は近隣開業医からの紹介が多くなっています。子宮癌の根治を目標に、症例に対応して積極的に手術療法・化学療法を施行しています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0   白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 120 2.88 2.91 0.83 73.91
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 92 5.00 6.23 0.00 77.09
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 17 2.00 3.36 0.00 15.53
眼科の入院は、ほとんどが手術目的となります。最も多いのは白内障で、全症例の9割以上を占め、平均年齢は75歳を超えています。白内障手術は、高齢の患者さんにも安全に施行でき、視機能の改善が望めます。
次に多い症例は斜視で、この大多数は小児です。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 7.58
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 8.12
030190xx99xxxx 唾液腺炎、唾液腺膿瘍 手術なし 7.47
030428xxxxxxxx 突発性難聴 5.84
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 9.37
耳鼻咽喉科で入院を要する疾患は、めまいなどの前庭機能障害や扁桃およびその周辺の炎症性疾患が多いです。
また、高度な突発性難聴に対しては入院による治療を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 6.18
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 6.42 - 
100380xxxxxxxx 体液量減少症 9.33
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 6.02
150070x0xx01xx 川崎病(2歳以上) 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 あり -  10.85
小児科では、院内で出生した赤ちゃんの検査、治療などを行っています。
低出生体重児、新生児黄疸、新生児嘔吐などが主で、重症の場合はNICUのある施設に転院していただく場合もあります。
一般入院では、気管支炎、喘息性気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患や、ロタウイルス、ノロウイルスなどによる急性胃腸炎が主です。上気道炎などでも発熱が遷延する場合、水分摂取などが不足するような場合で、入院による治療を行うことがあります。
また、川崎病や腸重積など、小児に特有の疾患に対しても入院加療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 32 1 7
大腸癌 13 13 1 7
乳癌 1 7
肺癌 13 34 37 1 7
肝癌 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では消化器内科、外科で胃癌・大腸癌・肝癌の患者さんを、外科で乳癌、呼吸器内科で肺癌の診療をしています。
胃癌はステージⅠが多く、早期癌のため内視鏡的治療が主となります。
大腸癌はステージⅠ、Ⅱがやや多く、こちらも早期癌の場合は内視鏡的治療が主となります。胃癌や大腸癌は進行に応じて、手術や化学療法等の治療も行っています。
肺癌はステージⅢ、Ⅳの進行癌が多く、主に化学療法等の治療を行っています。
乳癌や肝癌に関しても、手術や化学療法等の治療を行っています。
また、癌の早期発見のため積極的に検査等を行い、患者さんの病態に応じて他病院へ紹介する等、連携をとっています。

☆UICC病期分類☆
国際対がん連合(UICC)によって定められた、※原発巣の大きさと進展度、所属リンパ節への転移状況、遠隔転移の有無の要素によって、各癌をステージⅠ~ステージⅣの病期で分類したものです。
※原発巣…癌が最初に発生した場所にある病巣
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 37 12.54 58.00
中等症 148 22.91 81.30
重症 30 26.83 82.73
超重症
不明
成人(20歳以上)の市中肺炎※の患者さんについて重症度別に患者数、平均在院日数、年齢を集計したものです。重症度は、軽症から超重症の4段階で分けられています。
当院では中等症の症例が最も多くなっています。中等症以上の平均年齢は80歳代となっており、年齢が上がるほど重症となる傾向があるといえます。
また、重症度が高くなるほど、在院日数も長くなる傾向にあります。

※市中肺炎:普段社会生活の中で罹患した肺炎
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 13 4.23 72.38 0.00
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 112 26.13 75.91 22.03
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他 10 12.20 72.90 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他
発症3日以内の脳梗塞が殆どです。tPA静注療法(血栓溶解療法)は、前年に比較して減少していますが、血栓回収術の適応のある患者さんには、積極的に施行しています。
脳卒中地域連携パスを使用して、他院の回復期リハビリテーション病院に転院し、リハビリテーションを継続して生活期に移られます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満)
K508-22 気管・気管支ステント留置術(軟性鏡によるもの)
局所麻酔下胸腔鏡による急性膿胸の治療、気管支充填術などによる難治性気胸の治療、気管支動脈閉塞術などによる喀血の治療、気管支鏡による気管支異物除去術なども実施しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 177 0.54 1.27 0.00 66.94
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 29 2.03 8.10 0.00 74.28
K654 内視鏡的消化管止血術 17 1.94 7.36 3.07 79.71
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 15 1.13 2.20 0.00 67.93
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 14 5.64 21.93 0.00 84.36
消化器内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的ポリープ切除術・粘膜切除術の症例が最も多くなっています。
ポリープ切除術目的に1泊2日入院が典型的な症例です。この手術は腫瘍の部位や大きさによって分類され、症例数を合計すると192例となります。
次いで早期胃癌に対する症例が多くなっています。上部消化管内視鏡(胃カメラ)を用いて治療を行う粘膜下層剥離術(ESD)が主な治療方法で、約10日間の入院期間で治療および術後の管理を行っています。その他、消化管出血に対しての内視鏡的止血術や胆管狭窄に対してのステント留置術も行っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 43 2.72 5.00 0.00 71.44
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの)
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの)
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの)
循環器内科では、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈ステント留置術や、経皮的冠動脈形成術といった心臓カテーテル治療の症例数が多くなっています。
心臓カテーテル治療とは、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。
即日入院して緊急で行う場合や、検査後一旦退院してから再入院して行う場合など、患者さんの状況に合わせた様々なタイミングで手術が行われます。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K654 内視鏡的消化管止血術
K608-3 内シャント血栓除去術
K7981 膀胱結石・異物摘出術(経尿道的手術)
K610-3 内シャント設置術又は外シャント設置術
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
腎臓内科では、末期腎不全にて血液透析中の患者さんに合併する消化管出血に対し、内視鏡的消化管止血術を当院消化器内科と共同で治療を行っています。
また、透析シャントトラブルに対して、放射線科と共同でシャント血栓除去術を行っています。また、水腎症を伴う尿管結石症は、泌尿器科と共同で診療を行っています。
内分泌・糖尿病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)
K654 内視鏡的消化管止血術
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他)
内分泌・糖尿病内科の入院で手術を要することは少なく、上記のように胃瘻造設や内視鏡的大腸ポリープ切除術などが数件のみです。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 21 1.43 4.95 0.00 66.10
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) 13 1.00 5.08 0.00 54.62
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 13 1.69 6.77 0.00 64.08
K7181 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 12 0.33 4.33 0.00 45.58
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 11 0.45 1.00 0.00 70.91
外科の手術としては、鼡径ヘルニアが多いです。大腿ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア等と同様に、ほとんどはメッシュ補綴術を施行しています。鏡視下手術あるいは直視下手術を、患者さんの希望、状態により適宜選択しています。
急性胆嚢炎に対しては、基本的に発症後数日以内に、腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。炎症が消退してからの手術に比べ、入院期間、診療期間が短縮されています。
悪性疾患に対する手術は、結腸癌手術が多いです。結腸癌、胃癌に関しては、鏡視下手術も導入しています。
個々の患者さんの状態を考慮し、最適な手術方法を提案しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 52 4.21 26.52 7.27 81.85
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 26 2.15 14.69 6.25 62.04
K0811 人工骨頭挿入術(肩、股) 19 5.00 30.37 5.26 82.95
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術)
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除)
整形外科では、骨粗鬆症に伴う骨折に対する手術が多くを占めています。高齢の方が多いため、術前には全身的な評価を行った上で手術を施行しています。
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症等に対する脊椎の手術が、それに次いで多く行われています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 13 1.38 16.00 0.00 79.54
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頚動脈)
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)
K1781 脳血管内手術(1箇所)
K178-4 経皮的脳血栓回収術
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が最も多いです。脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血については開頭手術、脳血管内手術のいずれも可能で、
症例によって術式を選択しています。
超急性期脳梗塞での経皮的血栓回収術も適応症例について実施しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(1連につき) 28 0.11 1.14 0.00 52.68
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 10 0.80 6.40 0.00 73.10
K821-3 尿道ステント前立腺部尿道拡張術
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの)
K797 膀胱内凝血除去術
泌尿器科では、最も一般的な疾患である腎尿道結石に対する体外衝撃波腎・尿管結石破砕術が多く、次いで多いのは膀胱癌に対する経尿道的膀胱悪性腫瘍手術です。
また、3番目に多い手術は前立腺肥大症に対する手術です。尿道から内視鏡を挿入し、前立腺にできる良性腫瘍を電気メスにて切除し、排尿状態を改善させます。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K867-3 子宮頸部摘出術(膣部切断術を含む) 17 1.18 9.65 0.00 41.35
K877 子宮全摘術 15 2.33 18.20 0.00 55.60
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開)
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式)
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)
産婦人科で1番多い手術は、子宮頸部摘出術です。
近隣開業医から、子宮頸部細胞診異常症例のコルポスコピー下の部分組織検査(精密検査)の依頼が多くなっています。
子宮頸部中等度異形成、高度異形成症例では、リープシステムによる子宮頸部円錐切除術を施行しています。
妊婦の軽度異形成、中等度異形成症例では、妊娠週数、子宮頚管長、コルポスコピー診断とHPV型別検査の結果によって、治療方針を決定しています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合) ロ.その他のもの 212 0.93 1.87 0.47 75.29
K2423 斜視手術(前転法及び後転法の併施)
K2421 斜視手術(前転法)
K2424 斜視手術(斜筋手術)
K2422 斜視手術(後転法)
眼科の入院は、ほぼ全て手術目的です。白内障手術は原則手術前日に入院し、局所麻酔下で施行します。
斜視手術は手術当日に入院し、全身麻酔下で施行します。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - 
K3772 口蓋扁桃手術(摘出)
K358 上顎洞篩骨洞根治手術
K370 アデノイド切除術
耳鼻咽喉科では扁桃炎に対し、扁桃を摘出する手術を行っています。
また、慢性副鼻腔炎に対して鼻内視鏡手術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 10 0.23
異なる
臨床上ゼロにはなり得ないものの、少しでも改善すべきものとして、上記4傷病について、「入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)」と「最も医療資源を投じた傷病名」が同一かどうかを区別して、対象患者数と発生率を示したものです。
「入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)」と「最も医療資源を投じた傷病名」が同一の場合は、その傷病の治療のため入院されたものであり、異なる場合は、様々な要因により、その傷病に至ったことを示しています。
 
『処置・手術等の合併症』の中で、「入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)」と「最も医療資源を投じた傷病名」が「同一」なものは、処置・手術の合併症を主として入院治療されたことを示しています。
内訳は、透析シャント閉塞7件、術後感染症1件、吻合部狭窄の疑い1件、人工股関節脱臼1件です。
「異なる」ものの内訳は、急性腎盂腎炎から人工股関節感染に至った入院となっています。
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